2015年1月13日付書記局ニュースNo.11「PJ1初任時給700円やっぱりアウト!」

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PJ1初任時給700円やっぱりアウト!

ついに職場に労働基準監督署が入った様子

12月25日付で「最低時給の計算式変更による是正支給の件」という文書が各事業所に配布され、朝礼でも報告されました。この間の労組の主張が認められた形です。

12月25日朝、各事業所で最低時給の計算式変更の報告がされました。

その中身を大まかに言うと、

1、労働基準監督署から指導があった

2、指導の根拠を労基署に問い合わせているが回答はない

3、支給計算式を変更して2013年と2014年分を支払う

4、詳細は1月23日にお知らせする、などです。

みなさんご存知の通り和歌山県の最低賃金は2013年10月に701円に、2014年10月に715円に引きあがりました。

ところがわかやま市民生協の時給、PJ1の1~3号は最賃以下です。

この間労働組合は、春闘・秋闘をつうじて時給が最賃以下になっている事実を指摘し、是正を求めてきましたが、理事会は一貫して「日祝手当(1時間当たり+150円)があるので結果的に715円以上になる、ならない場合にのみ計算しなおして支給する」と回答してきました。

日祝手当を最賃の調整に使っては、日祝手当の意味がなくなるのは自明の理です。

労組の再三再四の主張を無視しながら結局指導が出されたことについて、経営者としていったいどのような見解をもつのでしょうか?

現行のパート職員の人事制度についてNo.2

前回に引き続き、人事制度・給与支給細則の学習です。今回は「基本職務給」についてです。

パート職員人事制度が導入される2007年、3つのポイントがあると言われました。

①職務等級制度②人事考課制度③賃金制度の3つです。

いずれにせよ、すべて賃金に直結するので、知らないと大変です。

給与の構成について

2007年9月12日から施行されている「パート職員給与支給細則」によると、給与については第3条で(1)基本職務給(平日時間給)、(2)付加給、(3)手当、の3つから構成されているとしています。

基本職務給(平日時間給)について

この「基本職務給」は、人事考課によって変動します。成果主義賃金と呼ばれる所以(ゆえん)です。わかやま市民生協ではPJ1からPM2まで5段階の職務等級があり、それぞれに10号までの号棒があります。

職務等級制度とは何か

「職務」についてですが、職務とは業務を担う個人の役割と言い換えてもいいでしょう。エリアスタッフ、サービスセンターオペレータ、経理などの事務職、食堂、物流センターライン担当、店舗フロアスタッフ等々です。その中の管理職はまた違った職務と言えます。

「職務等級」とは、その職務の大きさと難しさによって決まります。大きく分けて2つの職群に別れます。PJ級とPM級です。PJ級は定型業務中心で3段階の職位があり、PM級は指導援助業務中心で2段階の職位があります。

トラックの運転、配送、営業など体力的にも精神的にもしんどいエリアスタッフという職務は、同じPJ級でもPJ2やPJ3といった職位に入れられています。そして、それ以外の職務はPJ1になっています。

確かにいわゆるきつい仕事は給料が高くないと納得いかないですよね。それは理解できたとしても、PJ1とPJ2やPJ2とPJ3、PM1とPM2の違いなんて抽象的でよく分からないのではないでしょうか。

どうしても考課者の主観によるところが大きくなるのでは?

連帯

ついに大企業の内部留保が過去最高の285兆円にまでふくれあがりました(裏面グラフ参照)。

▼その一方で実質賃金は下がり続けています。最近ようやく改善が見られましたが、微々たるもので、増税分をまかなえていません。

▼少し古いデータですが、クレディ・スイス銀行の発表した2012年世界富裕層ランキングによると、100万ドル(当時約8千万円)を超える資産を保有する日本人富裕層の数が360万となり、米国に続いて世界2位だとのことです。

▼一方、民間給与実態統計調査結果によると年収200万円未満の人は、全体の23%にも。女性全体では42%が200万円以下の年収。

▼格差社会を是正しないと。

 

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