2015年4月21日付書記局ニュースNo.17「せめて何か一つでも応えてほしい」

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せめて何か一つでも応えてほしい

15春闘

諸要求部分の前進を求め代表団交

15春闘第2回目となる4月16日木曜日、本部にて代表団交が行われました。

主な争点はお金以外の諸要求部分に絞られました。何か少しでも前進点が欲しいという思いで臨みましたが、理事者は不誠実な回答に終始しました。

永年勤続表彰の規程がいつの間にか変わっていた?

正規職員には10年、20年、30年の勤続者に永年勤続表彰があり、20年と30年には金一封と5日間の休暇が与えられていましたが、今年から20年と30年については、いずれかの時だけにしか従来通りの表彰はしないということが該当者にのみ伝えられていました。

そこで春闘の要求書には、規程にある10年・20年・30年の該当者には従来通り表彰し、また、パートの永年勤続表彰に20年・30年を追加するよう要求しました。

回答書では、表彰は従来通り行っており、またパートタイム職員については考えていないというものでした。

ルールを守らないのは経営者のモラルの問題では

規程の文章自体は変更しておらず、休暇はそのままで金一封のみ変更していることが交渉の中で明らかになり、文章については「後から変える」から問題ないとの認識を示しました。

しかしこれは自らが作ったルールを自らが破るという、ルールをないがしろにしている問題でもあり、経営者としてのモラルが問われるのではないでしょうか。

制度を変えた理由について、今の時代は終身雇用ではないため、単に勤続しているだけではなく、組織に貢献したかどうかで表彰するとのことでした。

「組織への貢献」とは何かと聞くと、加入・共済・利用だとのこと。店や物流・本部は別にあるとのことです。結局、貢献度合いの「ものさし」は経営者の判断で決まることが分かりました。

「タイヤチェーンは全車必要ない」

大雪になった時など、チェーンなしで配送するのは非常に危険で命の問題であり、地域の人々に危害・迷惑をかけるという観点からの要求でしたが、状況に応じて対応するとのことでした。

以前全車そろえたが、錆びて使えなくなったなど3年で無くなり、管理ができていなかった問題を挙げ、必要ないという答弁でした。引き続き中央労安で協議していく事を確認しました。

シニアの交通費・近畿では当たり前

シニア・アルバイトになぜ交通費がでないのか

労働契約法の第20条は無期雇用と有期雇用の間で、同じ職務内容なのに賃金や労働条件などに差があることを禁止しています。この考え方を踏まえ、パートからシニアになった途端に以前と全く同じ仕事をしているにも関わらず、交通費や一時金がなくなるのは不公平であり改善せよと、この間ずっと要求してきました。

もう許されない契約時の同意という理由

最初は「契約時に同意して働いてもらっている」というお決まりの回答でしたが、労働組合はそれが分かった上で新たな要求として交渉を行っており、その答弁は「要求するな」と言っているのに等しく、認められないと論破しました。今後は同じ回答を繰り返さないようにしてほしいものです。

シニアもパートも同じ職務内容だった

回答書では「職務の内容などの違いから判断しています。」とありましたが、物流ではシニアとパートで職務に違いがあるのか確認したところ、違いはないという答弁でした。違いは人事制度・評価制度の有無だけでした。やはり納得できないので、引き続き交渉していきます。

労働契約法第20条

(期間の定めがあることによる不合理な労働条件の禁止)

第二十条  有期労働契約を締結している労働者の労働契約の内容である労働条件が、期間の定めがあることにより同一の使用者と期間の定めのない労働契約を締結している労働者の労働契約の内容である労働条件と相違する場合においては、当該労働条件の相違は、労働者の業務の内容及び当該業務に伴う責任の程度(以下この条において「職務の内容」という。)、当該職務の内容及び配置の変更の範囲その他の事情を考慮して、不合理と認められるものであってはならない。

解説

有期契約労働者と無期契約労働者の間で、期間の定めがあることによる不合理な労働条件の相違を設けることを禁止するルールです。(厚生労働省のHPより)

わたしたちの労働組合では、この法律を単に無期か有期かという違いだけではなく、同じ職務内容なのに待遇に格差があるのはおかしいと広義の意味でとらえるよう要望しています。

一部の店舗労働者で、年間休日が取れなかったのは自己管理ができていないからなのか?

年間休日が取れていない人がいる

店舗では2014年度、115日の休日を取れていない職員がいました。その点を追及すると、本来であれば休みの数をチーフと把握して計画的に取得すべきなのに、できていなかった。まずは本人の管理責任があると答弁。

取れなかった分は4月5月で取らせるそうです。

また、管理責任はこちらにあると言いながら、すべての人を管理するのには限界があると回答。GWでも計画して回せるから、人が足りないのではなく職員の仕事の仕方に問題があるという回答でした。

3月11日の回答書では年度末で取れる見込みと言っていたにもかかわらず、今になってできないという管理部の責任を追及しました。

 

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