2015年5月5日付書記局ニュースNO.18「労働者の生活の改善に背を向けた答弁」

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労働者の生活の改善に背を向けた答弁

マイナス回答で本当にいいの?

15春闘・第3回全員団交に38名

2015年4月30日木曜日、本部にて15春闘第3回目の団体交渉が行われ、労働者38名が参加、理事者は労働者の声に正面から向き合おうとしない不誠実な答弁を繰り返し、話し合いは平行線のまま終わりました。

しかし参加者は直接自分たちの声を届けることが大切だという認識を共有しました。

冒頭、3月11日の文書回答から一か月が過ぎ、事業状況の変化を受けて回答に変化がないか確認しましたが、一時金等の再回答はないとのことでした。

物流パート分会

分会発言に移り、物流から発言がありました。

「前回の団交の訴えは何だったのかというほど、〈後ろ回り〉は全く変わらず一人欠員。

〈ドライ〉は送風、扇風機なしではやっていけない。〈非連動ゾーン〉への冷風扇を設置してほしい。既存の冷風扇は壊れているので新たに購入の検討を。」

「人員不足は改善されていません。働いてよかったという環境づくりを。一時金のアップ、シニア・アルバイトの交通費や一時金、65歳までの定年延長を。」

北部支所での営業について

「組合員拡大で、チラシ配布をしているが、支所で印刷したものを使用。せめて印刷業者のきれいなものを。見本の商品案内も一人20部ほどしかない。団交で必ず事業の話になるので、要求した。」

理事者回答

物流は後ろ回りで対応ができてないので再度採用を強める。暑さ対策は物流協議会で話をした。冷風扇の故障は直るかどうか確認して対応。

組合員拡大用のチラシについては業務ラインで提案を。という答弁でした。

賃金表の書き換え要求について

現行、エリアスタッフを除くパート職員はPJ1にランク付けされ、最初は1号棒の時間給は700円になっています。そして700円の人は15円、705円の人は10円の調整給をつけることで、和歌山県の最低賃金715円をクリアしています。

しかし、これでは評価による昇給で賃金が決まる人事制度の根幹が崩れているという指摘を行い、PJ1の1号棒は715円スタート(別表)にして、全体を底上げすべきだと主張しました。

しかし、理事者は「一時金や日祝手当等には調整給は反映しないので、PJ1の1号の人と4号の人は同じ賃金ではない」という、結果的にそうなるだけという後付けの理由を述べました。

業績が上がっていないと賃上げできない

その後の理事者の答弁では、「最低賃金が上がったからといって全部上げたらコスト増になる。和歌山県は人口が減っていく中、胃袋の奪い合いが始まっている。攻めていくときには投資をしないといけないが、それができない企業もある。内部留保があるから使ってくれと言われてもできない。」

「他の生協は業績が伸びているから再回答している。」

内部留保は80億なのになぜできないのか

労働組合はよどがわ市民生協ではがんばって上積み再回答をしている例も挙げながら、わかやまは内部留保が80億円近くあるのに賃上げできないのは納得できない点を強調しました。

少ない人員で職場を回すだけでも大変な中、業績を上げるのにも苦労していると強調。

内部留保を賃上げに使うことはあり得ない

理事者は内部留保の問題は損益の問題とは違う。生協組合員から積み立てた内部留保を賃上げに使うことはあり得ない。という答弁を行いました。これは聞き捨てならない発言です。人件費も立派な投資の一部です。

組合員さんにいい仕事をするためにも人への投資は必要です。そのための原資は剰余の中から生み出されるはずです。

お金以外の諸要求について

有期雇用から無期雇用については「法令に基づいて」という答弁のまま変わらず。

車両は入れ替え計画を策定中で、購入後7年から8年経過した車両を随時入れ替えるとのこと。

人員の登用については、多様な働き方を選ぶことができる制度を作っていきたいと答弁が。それなら契約時間の変更も可能ではないのかという話をしました。

異動先の仕事の内容、どのような仕事があって賃金はいくらか等情報をオープンに明確にしてほしいという要望を行いました。

最後に賃金水準はパートも正規も高くない。一時金はそもそもの予算が少ないと述べ、交渉を終えました。

 

参加者の感想

・自分たちに関することはわかるが、それ以外の話は分かりづらかった。

・去年の秋闘では、コンプライアンス経営をしていると言って、基本時給の問題も労基署とも相談しているので問題ないと言っていたにも関わらず、結局、調整給をつけないといけなかった。そのことについてどう考えているのだろうか。

・頑張ってやっと715円になったのに、つい最近入ってきた人と同じ時給。

執行部より

・現場からの発言、当事者の声が大事なので、声をあげましょう。いっしょにがんばりましょう。

・労組員一人ひとりが主人公です!ともにがんばろう!

今後の予定

・第18回近畿パート・臨時・派遣労働者連絡交流会

5月9日(金)14:00~ 新橘ビル8階会議室

・第28期第2回中央委員会

5月15日(金)19:30~ 本部組合員ホール

・和歌山市平和行進

5月30日(土)10:00~ 和歌山市役所前集合

 

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