2015年5月18日付書記局ニュースNo.20「5・15中央委員会にて15春闘終結」

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5・15中央委員会にて15春闘終結

賃金・一時金部分については妥結

苦渋の選択 一時金の支給日は6月10日に確定

5月15日に本部にて開催された第28期第2回中央委員会には、定数26名に対して20名が参加。たたかいを振り返りながら、意見を出し合い、職場の問題点などの交流を行いました。

平和の問題について

開会前、鈴木副委員長よりNPT(核不拡散条約)再検討会議ニューヨーク行動参加の報告がありました。書記局ニュース19号の内容をもとに、署名活動のエピソードが語られました。

続いて川瀬書記次長よりいわゆる「戦争法案」と言われる「国際平和支援法」と、「平和安全整備法」の2本が閣議決定され、今日国会に提出されたことが紹介されました。

戦争の苦い教訓から戦後の生活協同組合が平和を守る活動を行っている点にも触れ、署名などに取り組むことが呼びかけられました。

委員長のあいさつ

その後議長の選出に続きあいさつに立った阿波委員長からは、3回の団体交渉を持ち、パート労働者の最低賃金問題を優先課題としてとりくんだが、大きな前進点が無かったこと、なぜそうなったのかみんなで議論してほしいこと、が強調されました。

情勢については、労働法制の改悪の問題で、いわゆる「残業代ゼロ法案」と呼ばれる労働基準法の改悪や「生涯派遣」にしてしまう労働者派遣法改悪の話が審議されている点を報告。この問題を注視していくことを呼びかけました。
また、大阪都構想の住民投票の問題にも触れ、一度大阪市が解体されると元には戻らない、府が都になるわけではない、住民サービスの低下など、様々な問題がある点を紹介。翌日に大阪へ応援に行くことを報告しました。

Q.中央委員会って何?

労働組合規約 第12条より(一部抜粋)

1、中央委員会は、任期1年の中央委員と執行委員(会計監査を除く)で構成する。

4、中央委員会は定数の3分の2以上の出席がなければ議決できない。(略)

6、中央委員会は以下を審議し決定する。

1)執行委員会の提案する活動方針、活動報告の審議・承認。

2)中央委員会の提案事項についての審議および取扱決定。

3)労働協約の締結および改廃。但し、その後に開かれる大会での承認が必要。

4)その他、組織運営上の重要事項。

春闘の振り返りと執行部提案

祐伯書記長より書記局ニュースを参考にした春闘の振り返りの報告のあと、執行委員会からの提案ということで賃金・一時金部分については妥結提案をしました。

分会発言と採決結果

Aさん

理事者はPJ1の基本時給700円になぜこだわるのか分からない。日祝手当を最賃の調整に使っては手当の意味が無いと思う。

Bさん

慣れた人が辞めていく。支給日を遅らせることはできないので、妥結も仕方ない。最低賃金の問題は春闘や秋闘だけでなく交渉すべき。

Cさん

人手不足をなんとか解消してほしい。支給日は予定を組んでいる人もいるので仕方ない。

Dさん

分からないことも多いので勉強したい。

Eさん

人員不足が一番。朝早くから遅くまで仕事。

Fさん

人はいつも足りない。午後の契約の人は朝に出てきてもらって回している。

Gさん

ドライは暑さ対策が必要。訴えていきたいと思う。一時金は今から交渉しても成果が望めないので、今回は妥結もやむを得ない。

Hさん

午後パートは一人しかいないので、朝の人が午後も配送に。応援も中々いない。しなければいけないことが多く大変。

Iさん

支給日は以前7月だったから、まだ交渉をしていた。気持ちとしては妥結したくない。最低時給は何とかしないといけない。労働者を愚弄していると思う。20時間以上働いているのに契約時間が短いから雇用保険にかからないのも問題。

Jさん

人数が少なくなっているのにすることが多く、職場に余裕がなく、ギスギスした感じに。有休も取りにくい。

Kさん

人が足りないのに残業してはいけないということで、今までと同じ時間内にするためにがんばっている。

Lさん

人手不足のため、契約時間外に出てきてほしいという依頼がある。人が足りないのは分かっているので仕方がない。新しく入ってきた人に辞められたら大変。時給も安い。職場はいい人が多く働きやすい。

Mさん

営業の人が代走で応援に入ってもらって回している。人手不足は生協全体の問題。

Nさん

営業担当は欠員の支所にTA(テクニカル・アドバイザー)として応援に入っているが、まだ欠員がある。昼休みが取れない。妥結は仕方ないかもしれないが、もうちょっとたたかっていければという思いもある。これで良しとするのではだめだと思う。

Pさん

募集しても入ってこない状況。

Qさん

昨年退職者が出て人が足りないが補充もない。加入5件取ってきたらすごいと言われるが、脱退者が10人でてもしらっとしているのはおかしい。職員も同じで入ってはいるが、慣れてくるころに去っていく人が多い。辞めていく人から学ぶことがあると思う。

Rさん

人員は足りない。今日も朝二人休んで、どこを配送するのか決まっていなかった。昼休憩は取れない。申請書を出したら「取る努力はしているの」と聞かれるが、どうしようもないのを分かってほしい。午後の出発時間に間に合わず5分遅れで配送している。ご飯も食べられない。時給が低いから人が入らないのではというと、それを言い訳にするなと否定された。

Sさん

人員不足で、午前の人が午後に出たり、その逆だったり。昼休憩が取れない。新しい人を誘ってこいと言われるが、働き方を考えると勧めにくい。

Tさん

若い人に働きがいのある職場になってほしい。しんどいだけで給料が少なかったら続かない。魅力のある生協になってほしい。

採決結果

執行部提案に対して挙手による採決を行い、賛成多数にて賃金・一時金部分については妥結することになりました。

一時金の支給日は6月10日になりました。

なお、賃金・一時金以外の諸要求部分については、今後も引き続き粘り強く協議を行うことになります。

 

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