2015年9月7日付書記局ニュースNo.01「退職強要面談が「誠実な話し合い」か」

150820団交

退職強要面談が「誠実な話し合い」か

20日団体交渉でしどろもどろ

理事者 具体的内容は「個別の話」と逃げる

上部団体も応援に

8月20日(木)、本部にて退職強要問題の団体交渉が行われ、和歌山県地評から7名と生協労連関西地連から2名が応援にきていただき、15名の参加でした。

団交拒否問題について

当初、団交を拒否した問題について、理事者はあくまでも拒否した訳ではなく個別の問題では話をしないと言っただけだと答弁。

しかし、個別の問題でも団体交渉を行わないということ自体が団交拒否に当たると執行部が主張。

すると一転して不当解雇や労災の問題では個人の問題で団体交渉をすることもあるので、一概に個別の問題だから話をしないという訳ではない。論点を整理してくださいと言った、と苦し紛れの答弁でした。

事例1 休職させない問題について

メンタルの問題で休職を望んでいるAさんに対して、理事者は面談の中で、基本業務もできていないと一方的に決めつけ、病気のため配送中に配送不能になった点についても、連絡すらなかったと非難、徹底的にAさんを悪者扱いにしました。

復帰しても、してもらう仕事がないから「休職を認めるわけにはいかないんですよ。」と明言。休職は望んだから勝手にできるものではない、こちらで決めるものだと、休職も復職も認めませんでした。

団交でその点を追及したところ、休職を認めないとは言っていない、その点も含めて今話し合っているところだと事実とは違う答弁をしました。

具体的な面談の内容に触れると、個別の問題だから団交では話はしないと逃げました。

現在うつで欠勤している人間を面談に呼び出し、どんな仕事ができるのかと詰問すること自体、そもそも労働安全衛生上してはいけないのに、その面談内容に触れたとたん、「話できない」の一辺倒で、交渉が進まず、明らかに不誠実交渉でした。

事例2 一旦復帰させておきながら「出勤するな」

欠勤か休職か、一体どういう扱いになっているのか

出勤しないでくれ

持病を持っているBさんが、血圧上昇で2ヵ月ほど有休等を使い休み、その後、条件付きながら復帰できるという医師の診断書を見せたにも関わらず、復帰が認められていません。

一旦は出勤が認められ、2日間配送もしたのですが、急に所属長から出勤しないでほしいと言われ、やむなく有休を使い休んでいましたが、有休もなくなり、無給状態になっています。

Bさんも事例1のAさんと同様、あなたにできる仕事はないと言われ、復帰を認められていません。

団交で出勤させたかどうかの事実確認をしたところ、「もしそうならそれは問題だ」と専務が答弁。しかし所属長の判断なのか、生協全体の判断なのかもあいまいなままでした。

現在の身分はどうなっているのか

復帰を認められず自宅待機になっていることについて、どういう扱いになっているのか問いただしたところ、事例1、事例2とも「欠勤扱い」であることが分かりました。しかし、欠勤届を書けという指示もありません。届出について

いつも口うるさく言っているのに、今回は言わないのであれば、まさにご都合主義と言わざるを得ません。

上部団体からの発言

県地評のMさんからは、「誠実な対応というのは『早く治して復帰してほしい』というものだが、そうなっているのか。また、就業規則に書いてある以外に総合的な判断をすると言われてしまうと、規則に信頼がおけなくなる」と発言

理事者もその通りだと答弁せざるを得ませんでした。

県地評のKさんが、復職する際に部署異動するとかそういう考えはないのかと聞いたのに対し、努力はするが、法律で決められている訳ではないと冷たい答弁。

生協労連のYさんも、配送できないならクビになるのか、他の仕事はないのかと質問、今回の個別の問題は別として、何かできることがないかと努力するのは必要だと一般的な回答。

自分たちの解釈で何でもできるのか

休職や復職にあたって、自分たちの解釈でなんでもできるというように受け止めたという発言に対しては、我々は素人なので医師の診断を尊重すると専務の答弁がありました。しかしながらやっていることは診断書軽視そのものではないでしょうか。

休職の条件は不明

どういった場合に休職になるのか、ならないのか、具体的な条件については答えず。総合して判断するということは、自分たちで何でもできてしまうということと同じです。

9月4日に団交後の抗議と、再々緊急要求の団体交渉を9月12日に開催するよう申し入れました。

2015年9月4日

わかやま市民生活協同組合

専務理事 殿

わかやま市民生協労働組合

執行委員長

生協労連関西地方連合会

執行委員長

2015年8月20日団体交渉後の貴理事会の対応への抗議

わたしたちの7月7日付け「緊急要求」、8月6日付け「再緊急要求」に基づいて、8月20日に団体交渉を行いました。団交では専務理事は何度も「今までも誠実な対応をしていた。今後も誠実な対応をする」と言及されましたが、その後2週間が経過した現在、生協から当該者への“誠実な対応”は、何の動きも見られません。

それどころか、うち1名へは鬱で正常な判断ができない状態であるにもかかわらず報告書提出及び、休職理由に医師の診断書の内容以外に鬱の再発防止の文言を求めていることが明らかになりました。これはやもすれば、鬱の症状を悪化させ命の問題にも繋がりかねない非人道的・非常識な事であり、労働安全衛生上も大変な問題ある対応です。またもう1名には何の連絡もない状況が続いています。

今の状態のまま日数が経過することは、両名を精神的苦痛と経済的困窮に追い込むことであり、人を大切にしようという姿勢が微塵も感じられず“誠実な対応”とは真逆の対応と言わざるを得ません。

貴理事会が両名へ行っている対応は就業規則の休職および復職の内容とは逸脱した対応であり、面談においては実質的に自主退職を求めるだけの退職強要面談です。両名が未だ、就業規則通りに休職・復職できておらず、その道筋も明らかでない現在、退職強要は今も続いていると判断せざるを得ません。

6月12日に行われた面談の具体的内容の総括と反省が、事態の正常化への道であり、次回の団交では、休職や復職の一般的なルールの範囲にとどまらず、個別の事象についても交渉内容とし、事態の正常化をはかる所存であり、貴理事会が行っている“誠実な対応”には厳重に抗議するものです。

以上

2015年9月4日

わかやま市民生活協同組合

専務理事 殿

わかやま市民生協労働組合

執行委員長

生協労連関西地方連合会

執行委員長

8月20日第1回団交をうけて、再々緊急要求・団交申し入れ

日頃のご奮闘に敬意を表します。

さて、わたしたちの7月7日付け「緊急要求」、8月6日付け「再緊急要求」について、8月20日に団体交渉を行いました。

回答主旨は「各人に誠実に対応を行う」というものでした。その後2週間経過しましたが、“誠実な対応”とはかけ離れた非人道的対応が続いています。

今の状態のまま日数が経過することは、両名を精神的苦痛と経済的困窮に追い込むことであり、人を大切にしようという姿勢が微塵も感じられず“誠実な対応”とは真逆の対応と言わざるを得ません。

貴理事会が両名へ行っている対応は就業規則の休職および復職の内容とは逸脱した対応であり、退職強要は今も続いていると判断せざるを得ません。

6月12日に行われた面談の具体的内容の総括と反省が、事態の正常化への道であり、次回の団交では、休職や復職の一般的なルールの範囲にとどまらず、個別の事象についても交渉内容とし、事態の正常化をはかる所存であり、下記の通り団体交渉を申し入れます。

1 当該2名への退職強要をただちにやめること。

2 当該2名へ就業規則通りの対応をおこない、速やかに休職および復職をさせること。

3 上記1、2の回答を文書でおこない、9月12日(土)10時から団体交渉をおこなうこと。

以上

関連記事:

計算ツール(スマートフォンの場合は横向きに)

社会保険料計算

雇用保険料計算

産前産後・育児休業開始日計算

源泉徴収所得税計算

記事にコメントする