2016年3月24日付書記局ニュースNo.13「ベアゼロ・一時金予算以下回答」

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ベアゼロ・一時金予算以下回答

経常剰余率過去最高8%・金額7億6千万円

一時金、正規0・886ヶ月 パート0・985ヶ月

不誠実な回答多く

3月17日(木)、16日の回答指定日の翌日に春闘の回答が出されました。 今年は回答指定日前に「要求趣旨説明団交」を行いましたが、残念ながら本質的にはそれに応える回答とは言えないものです。

パート契約時間外の労働実態が明らかに

前進点らしきものになっている部分は、パートエリアスタッフが9月から12月までの3ヶ月間に、契約時間外で配送したコース数がのべ459コースであったことや、また週20時間未満契約者数が57名いて、当該3ヶ月で週当たり20時間を超えた人数はのべ419人になっていることが明らかになった点ぐらいです。

事業・経営状況は絶好調

今年度の事業の見通しですが、全国の生協と比較してもトップの経常剰余率を維持しています(グラフ①)。

2015年11月度全国の生協の経常剰余率

グラフ①=わかやま市民生協と他生協の経常剰余率比較(%)(2015年11月度

現時点では約8%と過去最高(グラフ②)、経常剰余金は7億6300万円でこれも過去最高になります

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グラフ②=わかやま市民生協の経常剰余率推移(2015年度は予想)

また、過去から今日までに積み上げた内部留保はおよそ90億円にも上ります。

回答遅延かつ殆どゼロ回答

「専務の印鑑がない」前代未聞の回答遅延

一斉回答指定日 16日の日付を訂正させる

3月16日(水)が全国一斉回答指定日にもかかわらず、専務にまだ印鑑をもらっていないという理由で、正式な回答ではない、印鑑なしの「回答らしきもの」が理事者より渡されるということが起こりました。 これを受け、これは回答遅延であることを理事者に通告し、翌日17日に正式な回答をもらうことになりました。 ところが翌日回答をもらいに行くと、日付が16日のままで、生協労連関西地連の統一要求書の回答も「回答指定日を遵守する」という文言のままになっていました。 これでは受け取ることができないと訂正するよう要請、同日訂正された回答と執行役員名でのお詫び文書を受け取りました。

ことば

ベア…ベースアップのこと。賃金全体の底上げのことで、時給者の場合、すべての時給が上がること。月給者の場合は基本給や年齢給が上がること。 賃金表そのものを書き換えることになります。 これに対し、昇給や昇格による賃金アップは、現行の賃金表の中での移動に過ぎず、賃金表自体は今までと変わりません。

正規0.886ヶ月(予算0.9ヶ月)・パート0.985ヶ月(予算1.0ヶ月)

夏期一時金予算に98.5%を乗じた月数

労働者にだけ責任を負わせるのか

計画の達成率を乗じる回答は無責任。本当の責任は理事者

理事者はここ最近、一時金回答を、月数予算に供給計画の達成率を乗じるという乱暴な回答を行います。

しかし、このような回答を行う生協は全国的に見てもそう多くはありません。

なぜなら、供給高は組織の総合力と外的環境など様々な要因があっての結果であり労働者だけの責任ではないことが一般的に理解されているからです。

わかりやすく供給高を分解すると利用人数×世帯利用高です。

また利用人数を分解すると既存組合員+新規加入脱退です。

世帯利用は商品単価×利用点数に分解できます。 新規加入が厳しいのは…他の生協が当たり前にしている事(個配手数料の引き下げ・乳幼児減免・加入出資口数の引き下げ・折り込みチラシ・拡大の分業化[アポ方式]等等)をしない経営者に大きな問題があるのです。

また、世帯利用を高める為の情報やリスト配信も不足しています。つまり、同じ商品案内を使っていても他生協と比べ現場の困難な環境が発生します。おまけに更に酷くなる人員不足です。

本来の責任を果たせ

今の回答では、供給の責任を労働者に負わせ、全国一高い経常剰余率は経営者の手柄と言わんばかりです。最賃に張り付いた時給、困難な環境での労働者の奮闘に経営の本当の責任をはたさせましょう

3・17全国統一行動一斉昼休み集会

春闘決起集会の場に

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湯浅DC

2016.3.17昼休み集会(南部)

写真=(上)店舗、(中)物流、(下)南部支所

3月17日(木)、全国の春闘統一行動に呼応して、各職場で昼休み集会を開催。

特に、岩出中央店、湯浅物流センター、南部支所の3か所では、和歌山県地評や和歌山市地区労からも応援にかけつけて頂き、開催することができました。

16春闘アピール文の読み合わせ、檄文受け取り、決意表明、団結がんばろうをして、この春闘をともにたたかおうという気持ちを新たにすることができました。

この日は執行部から4名が早朝から地域に出て、JR和歌山駅前でティッシュを配りながら宣伝行動を行うなど、国民春闘をたたかいました。

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写真=JR和歌山駅前宣伝行動 中央にわかやま市民生協労働組合ののぼりをもって立つ執行委員。

わかやま市民生協・腎臓病を患うSさんへの人権侵害を許さず職場復帰を支援する会 宣伝行動

3月1日労働審判の申し立て

職場復帰を求めて、Sさんは3月1日(火)、労働審判の申し立てを和歌山地裁に行いました。当日は支援する会などから十数名が駆けつけました。 また、当日の模様は記事として毎日新聞の和歌山版にも掲載されました。

JR和歌山駅前で2回の宣伝

3月3日(木)、Sさんを支援する会は第1回目となる宣伝行動を和歌山駅前にて行い、ハンドマイクでの訴えと合わせて、ビラ入りティッシュを配布しました。

続く第2回目の宣伝行動は3月20日(日)に同場所にて行われ、12名が参加し、理事長あての要請ハガキも配布されました。

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写真=3月20日JR和歌山駅前宣伝行動参加者集合写真

市民からは、「自分にも障害をもつ家族がいる。ぜひ頑張ってください」「あの民主的な生協で?」といった声も聞かれました。  

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