2016年10月17日付書記局ニュースNo.20「第1回中央委員会で要求確認」
団結ガンバローをする参加者
団結ガンバローをする参加者

第1回中央委員会で要求確認

PJ1すべての号俸で最賃以下に

16秋闘 一時金要求パ1.88ヶ月、セ2.07ヶ月

2016年10月14日(金)第30期の第1回中央委員会が行われ、要求書の内容が確認されました。

執行部からの提案に対し、現場からの要求を補完して、10月17日に理事者に提出します。

委員長あいさつ

冒頭、委員長から以下の内容で開会のあいさつが行われました。

生協労連関西地連の会議に参加。人手不足は他の生協でも同じ。

ならコープのある事業所でクロネコヤマトが個配の専任職員10人引き抜いて退職に。配送センターが回らない状況に。分会中に経営側の役員が来て、引き留めの話をさせてくれと。労働条件が悪く、このままではここで働いていけないということで引き抜きにあった。

うちの生協でも最低賃金が753円になったのに調整給で済まそうとしている。

ならコープ労働組合の方が言っていたが、コトが起こってから説得にかかっても遅い。労働組合のいう事を真摯に聞いて、辞めようと思う前に改善すべきだと。うちも同じ。そのための要求書の論議になる。

Sさんの労働審判、9月29日の第4回審判で和解に。10月3日から復帰支援プログラムに基づいて復帰。なぜこのような退職強要が起こって、復帰させてもらえなかったことなど、総括もしたいと思う。

このようなことを繰り返している職場ではいけない。跳ね返すには団結してたたかって変えていくしか道はない。

アンケート結果の報告

議長の選出のあと、執行部からK書記次長よりアンケート結果の報告が行われました。

今回のアンケートは40項目と多岐に渡るものでしたが、その中で特徴的なのは、人事制度の根幹である年2回の考課面談が、必ずしも全員に行われている訳ではないという点でした。

結果的に目標の確認もできず、自分の評価も知らされていない人が少なからず存在している点が明らかになりました。

また、共同購入の職場では昼休みが取れているのは半分以下でした。

その他、セクハラ防止基準が周知徹底できていない、労働安全衛生委員の選出も労働組合の推薦者か、使用者側と同数か等、「分からない」という回答が多く、委員会の決定事項も周知徹底されているとは言い難い状況がわかりました。

パート職員の最賃改定においてのポイント

A委員長より、10月から和歌山県の最低賃金が753円になったことに関する理事者の対応の問題点が説明されました。

PJ1の1号から10号まで、PJ2の1号から4号まで、すべて最賃以下になるため、該当者は評価によって昇給しても賃金が変わらず、逆に調整給が減っていき、人事制度そのものが破たんするという問題があります。

また、一時金や手当を取り崩して見かけだけの時給をあげても、年収は変わらないのに、逆に賃上げがストップしてしまう問題が出されました。近隣生協でもこのような問題が起こっているので、一時金の取り崩しなどではなく、基本給の底上げを要求しようという結論でした。

このままの時給では人材が入って来ない、結果的に今いる人への負担が増える、「入っては辞める」という悪循環では新人教育への経費などが増えてしまうなどの問題点も指摘されました。

賃上げでこそ景気回復できるし、生協にはそれだけの体力もあると説明。

最後に、最低賃金についての団体交渉を行うのでみんな来てほしいという呼びかけが行われました。

要求書の説明

Y書記長より要求書の説明が行われ、冬期一時金についてはパート、アルバイト、シニア1.88ヶ月、正規2.07ヶ月の要求がアンケートから明らかになったことが述べられました。

契約時間外の労働実態を示させ、希望者には契約時間の変更を認めること、昼休憩の法律通りの取得を要求。

人事制度については面談の実施、正規の年齢別最低賃金の明確化など。

アルコールチェックは検知器を導入するよう求め、インフルエンザの補助など。

北部支所の空調や岩出中央店の湿気対策など各職場の要求についても紹介されました。

参加者の発言

Aさん…人手不足。休憩は取れているが。

Bさん…有休はあまり取れない。

Cさん…103万円問題。もう超えてしまうので何とかしてほしい。

Dさん…1時間の休憩は取れています。時間内に業務を終わらせないといけないという負担は大きいです。

Eさん…指定休は所長から取れと言われているが、決まっても、出勤を変わってと言われ中々取れていない状況。休憩は1時間絶対にとれてない。休憩がなくてご飯を食べられず、そのまま配送に。早く終わらせてその休憩中に食べている。

Fさん…休憩時間は取れない。30分取れたらいい方。人員不足は改善している傾向に。他支所へ応援に行くが、その依頼が、8時30分出勤なのに8時ごろ(電話が)かかって来たりとか、もう少し早くわかったらいいのにと思う。冷蔵庫が無い。夏は実際苦労はしたけれども、冬場になって忘れられるのではないか。要求書に入れて頂けたら。

Gさん…人が少ない原因、根本にあるのは時給。最低賃金が上がってまた調整給になるんですよね?あれはやめてほしい。皆さんのモチベーションが上がらない。評価する意味がない。評価しろと言うけれども、評価しても別に上がるわけでもない。

Hさん…現場で人員不足のため、組合員さんからの苦情も多くなっている。わかやま市民生協全体の人員を増やして欲しい。対応が追い付かない。

Iさん…人が足りない。男子の仕事を早く来てやっている。

Jさん…なかなか定時に帰れない。これから年末にかけてますます遅くなるのに、機械が調子悪い。

執行委員(代弁)…新支所になって狭い。ホーコーサービスのトラックのドライバーからも倉庫内の片づけからしないといけないと苦情が。年末特配では支所に商品が入りきらないのでは。

要求は加筆修正して可決

最後に、この日出された意見を反映した要求書を作成することで、可決されました。

 

豆知識

労働組合に与えられている権限とは?

労働組合には日本国憲法で保障された強大な権限が3つあります。これを労働三権と言います。

憲法第28条「勤労者の団結する権利及び団体交渉その他の団体行動をする権利は、これを保障する。」

一つ目は「団結権」で、労働組合をつくる権利とも言えます。一人では弱い労働者が、団結して経営者と対等な立場に立てる権利です。

二つ目は「団体交渉権」で、経営者は正当な理由がないのに労働組合からの団体交渉を拒否することはできません。

三つめは「団体行動権」で、ストライキなどの争議を行うことができる権利です。ストライキをしても刑事的、民事的に損害賠償を請求されることはありません。

この労働三権に基づいて、様々な労働法があります。特に重要なのが「労働組合法」「労働基準法」「労働関係調整法」のいわゆる労働三法と言われるものです。

「労働組合法第7条」は、使用者が労働組合や労働者にしてはならないことが書かれてあります。

①労組員であること、正当な組合活動をしたことによって不利益取り扱いをしてはならない。

②正当な理由なく団交を拒んではならない。

③労働組合に不当に介入してはならない。

④労働委員会への申し立て等を行ったことに対する不利益取り扱いをしてはならない。

といった内容です。

今後のスケジュール

※詳細は別途案内します。

・10月17日(月)要求書提出

・10月18日(火)Sさん報告集会

・10月20日(木)最低賃金改定に伴う団体交渉

・10月21日(金)10・21県民集会

・10月23日(日)生協まつり

・11月4日(金)回答指定日・執行委員会

・11月7日(月)一斉分会スタート

 

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