2016年3月3日わかやま市民生協Sさんの職場復帰を支援する会・JR和歌山駅前宣伝行動
支援する会が和歌山駅前で宣伝
3月3日木曜日18:00~19:00、わかやま市民生協Sさんの職場復帰を支援する会と和歌山県地評はJR和歌山駅前で宣伝行動を行いました。
当日は急な呼びかけにも関わらず、全体で14名が参加。
わかやま市民生協労働組合からは3名が参加しました。
およそ1000個弱用意されたビラ入りのティッシュは1時間でほぼ無くなりました。
ハンドマイクで訴え
Sさんの置かれている状況など、ハンドマイクでの訴えも行われました。
「週3回の透析を受けなければ死んでしまう。
その彼が人工透析を受けられるようにしてほしい。
フルタイムで働ける訳ですが、その透析治療に行くための配慮をしてほしい。
そのことだけを求めている訳であります。」
「お医者さんも働けるという診断書を書いてくれています。
ところが理事者側は出勤を停止させ、そして管理職は彼に対して退職強要を行ってきました。」
「フルタイムで働ける、透析治療に行けるように配慮してほしいだけ、と訴えるSさんに対して、管理職は『どこまで生協に甘える気だ』というようなことまで言っています。
皆さん、それが生協に甘えることでしょうか。
雇い主としては当然の配慮ではないでしょうか。」
「生きていくための透析治療に行くことの配慮さえ認めないというひどい態度を取っています。働けないと家族を養うことはできません。」
「どうかこの不当な状況を解決するための裁判に支援をお願いしたいと思います。」
「人工透析を受けている人は全国で約30万人(※1)います。色々な配慮を職場はやっています。それが今、法律(※2)で求められている当たり前の姿ではないでしょうか。」
という内容でした。
※1一般社団法人日本透析医学会「2014年末の慢性透析患者に関する基礎集計」2014年末の慢性透析患者に関する基礎集計より。
※2「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」は2013年(平成25年)に制定、2016年(平成28)年4月1日に施行。「改正障害者雇用促進法」も同様に2013年(平成25年)に改正され、2016年(平成28)年4月1日に施行。」
生協って民主的なんでしょう?
自転車に乗って様子を見ていた女性は、「生協って民主的な組織なんでしょう?」
「あの市民生協が?」
と聞いてくるなど、まさか生協でそんなことが起こっているなんてという反応でした。
これからも活動を行っていきます
今後ともぜひ皆様のご協力をお願いいたします。 春闘と合わせ、ともにがんばりましょう!
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