「安全保障関連法案に反対する労理共闘の申し入れ」を理事者に提出しました。

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NO WAR

安全保障関連法案に反対する労理共闘の申し入れ

2015年6月 日

わかやま市民生活協同組合

専務理事 殿

わかやま市民生協労働組合

執行委員長

安全保障関連法案に反対する労理共闘の申し入れ

貴理事会の日頃のご奮闘に敬意を表します。

 

安倍政権は今国会の会期中に安全保障案関連法案いわゆる戦争法案を通そうとしています。

これはわが国の平和憲法を踏みにじる暴挙であると言わざるを得ません。

連日の党首討論でも安倍首相の主張に道理がないことが明らかになっています。

 

特に、2015年6月4日の衆院憲法審査会で参考人として呼ばれた憲法学者の三氏が、安全保障関連法案について憲法違反であるという見解を述べたことは重要です。

いずれも現行の憲法9条では集団的自衛権を認めていないという極めて当然の解釈を行ったに過ぎませんが、これは歴代の政府も認めてきた見解です。

また、法案の中身もさることながら、手続き上の問題もあり、いずれにせよその時々の政権が一方的に解釈変更することは立憲主義を愚弄・軽視するもので許されるものではありません。

 

安全保障関連法案に反対する学者の会は6月12日にアピールを行い、およそ1週間で学者5000人、市民7000人以上が賛同しています。

このように多くの良識ある人々の間に急速に反対の世論が拡がっており、国民の約8割が今国会での成立に反対しています。

 

いまこそ平和を願う声を結集し、戦争法案反対の一点で力を合わせる時ではないでしょうか。

貴理事会におかれましても、こうした国民の願いに応えて、戦争法案の廃案のためにご尽力をお願い致したく、下記の内容にて申し入れを行うものです。

なお、必ずしも全てのとりくみを行う必要はなく、双方で実現可能なことから始めることができればと考えております。

どうかご検討のほど、よろしくお願い致します。

  1. わかやま市民生協とわかやま市民生協労働組合の連名で戦争法案反対の共同声明を作成し、内外にアピールする。
  2. わかやま市民生協の職員・生協組合員を対象に署名活動を行う。
  3. 「7・12和歌山大集会&バレード」への職員への参加呼びかけを行う。
  4. その他可能な活動。

以上